肌老化の4大原因その3
肌老化の原因その3は皮膚の乾燥
20歳をピークに女性のお肌は乾燥しがちになります。これは角質の潤を保つ保湿成分が年齢とともに減少していくからです。
乾燥すると角質層の表面が乾いて剥がれやすくなり隙間が生じ、この隙間を通って表皮の水分が蒸発します。その結果、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり小ジワになるのです。
皮膚の潤いを保つ角質層の成分は3つ!
○ 天然保湿因子
角質層に存在する肌が本来持っている、主にアミノ酸や尿素などで構成され、これが角質細胞全体を潤わせしっとりしたお肌に!
○ ラメラ構造の角質細胞間脂質
角質細胞が120層も積み重なり、その間をセラミドを主体としたコレステロール、脂肪酸などの脂質分子と水分子が層状に並んだ多重構造で保水(ラメラ構造)
この2つの場所の水分が乾燥により奪われると細胞は次第に萎み、ケラチン繊維が凝集した状態となり、角質の弾力が失われ、古い角質が残って厚くガサガサとなり細かい亀裂ができ小ジワや目元のちりめんジワとなるのです。
私たちの汗などの水分と皮脂がアミノ酸などで乳化し、弱酸性の皮脂膜を作り皮膚が乾燥しないようにお肌を覆ってフタをしているのが 天然クリーム!
しかし、女性は20歳を過ぎると女性ホルモンの影響で皮膚の皮脂腺の分泌量が大幅に減少し、天然クリームが作られなくなり皮膚が乾燥しがちになります。
また、線維芽細胞は絶えずコラーゲンやエラスチンを補給し、皮膚にハリ、弾力をもたらしているが乾燥すると線維芽細胞の働きが鈍くなりコラーゲンやエラスチンの産生が減少し、たるみやシワが助長します。
汗をかきやすいこの季節!潤っているようで実は汗とともにお肌の水分も失われ乾燥しがちに紫外線ケアとともに保湿ケアもしっかりし、うるツヤなお肌を!
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